生後1ヵ月半
【生活のリズムを作る】
朝6:30頃起床
挿し餌後、ケージに戻したときはバタバタ暴れています。
いちいち構わない・見ないこと。
『暴れる(鳴く)→かまう→暴れたら(鳴き叫べば)来てくれる』という刷り込みをしないこと。
そのうち諦めます。(2:10辺り)
そして毛繕い(身だしなみ)(3:10辺りから最後まで)
【鳥に対する概念を変える】
鳥をおもちゃで遊ばせたり、言葉を教えたり、人が手に乗せて寝かせたり(握ころ)する行為は、発情を誘発する絶対に避けたい行動です。
また、ケージ内にバードテント(あるいは藁巣)や鏡、鈴、おもちゃを入れることも発情を誘発するので必要ありません。
中型インコのバードテントは足の変形や反射の異常も起こします。
人が鳥を必要以上に可愛がる行動は鳥に対する求愛行動です。
鳥本来の習性である、種の保存として繁殖するためのホルモン動態を発動させて異常な発情(早熟、過発情)を助長する行為です。
野生界の巣立ち雛たちは、自分で餌を採る方法や、身を守る方法、過酷な気象環境に耐えられる身体をつくることを学びます。
毎日がサバイバル。弱いものは淘汰されていきます。
飼育下の鳥にはそのような環境はありませんから、すぐに性成熟して繁殖行動を起こします。
それを避けるために生活習慣とフォージング(採餌行動)が重要になります。
撫でくり回して溺愛することが愛情ではないと考えています。
異常で持続的な発情を起こし病気になるのです。鳥の習性を観察して静かに愛情を注いで過ごす。
私は鳥の毛繕いを観察するのが好きです。
マーリー(Marley)は羽の状態はいいですが骨格に異常があります。
足の甲の湾曲、両肩の可動域が狭くて伸びしたときに翼角が後頭部まで上がりません。
足の伸びの時も、翼は角度が浅く真横に伸びてないです。(でも飛べます)
これは生まれつきの個性。
また、鳴き声も正常ではなくオカメインコみたいな声で鳴きます(鳴官か気管の変形があるのかな?)