オウム病は鳥から人に感染する病気としてとても有名です。
鳥を飼うのであれば、購入後のオウム病の検査(クラミジア検査)をすることをお勧めします。
*鳥専門の病院で受けられます。
オウム病というのは、その病原体である「クラミジア」が原因です。
鳥に元気食欲低下、下痢、膨羽(羽を膨らませること)を引き起こします。その鳥の糞やフケからクラミジアをたくさん排泄して、それを吸引したり、鳥との濃厚な接触で人間が感染(空気・接触感染)します。
人の症状は、インフルエンザに似ており、人の死亡例も報告されています。
病気というのは通常、「自己の持つ免疫力」で抑えられています。
感染して発症するときは、自己の免疫力が低下している状態のときです。
ですので、元気な鳥でもクラミジア感染があり免疫力で発症していないケースがあります。
そういった場合、疑わしいと思われる症状は「クシャミと結膜炎」です。
この判断は難しいので、
鳥を購入したら、クラミジア検査はした方がいいでしょう。

結膜炎はありませんか?