*3/9 写真追加!
蝋膜(ロウマク)とは、セキセイインコの鼻の部分を言います。
発情しているかの判断は、発情時期の細かな違いで他にも判断基準はありますが、一番分かり易いところで蝋膜の色を見ることです。
メスの場合、発情は卵を産むことにつながり、無駄に卵を産むことは体の栄養やらカルシウムやらを意味なく外に出しているだけで、体を酷使していることになります。つまり、寿命を縮めていることになります。
たくさん卵を産む(産みすぎることを過産卵といいます。)ことは、栄養を体から奪ってしまうだけでなく、さまざまな病気や病態を引き起こします。
なので、ペットバードは繁殖しないのであれば、『発情抑制の知識』がヒナのうちから必要です。
*発情抑制は、
発情の時期によって卵詰まりの危険があるのできちんとした判断が必要です。
まず、発情しているのかどうかを知らなくてはなりません。
セキセイインコは、並セキセイのようにオス・メスの区別が付きやすいものから、ハルクインのようにヒナの段階では区別が付きにくいものがあります。
(少しずつ写真を載せていきますね。)

↑過発情傾向のあるセキセイちゃん。蝋膜は白く、厚ぼったくなっています。発情抑制していなかったら、たくさん卵を産んで体がボロボロになっていたでしょう。

↑発情していないメス。やや青みがかった色。

↑発情を思わせるメス。厳密には、この子は発情が終息に向かっている(治療中)段階の色です。

↑発情していないメス
↓では、この子は・・・

実はメスではなく、オスです。
オスでこのように蝋膜が褐色に変色しているようでしたら・・・・・今すぐ鳥専門病院へ行くべきです。それは異常です。